不妊症の原因について

「不妊症かな?」と思われる方は、まず、専門の先生にご相談下さい。
ここの情報は、参考にし、自己判断などはせず、早期に専門医に相談されることをオススメします。

不妊には色々な原因があります。
そして、その原因を把握しておくことはとても大切です。

不妊から出産に変わるためには、
まず、
元気な卵を育てられるようなカラダ造りが大切と考えます。

その為には、
血の流れ、気の流れ、体の水の流れなどを良くする必要があります。
1.肉体的に元気な状態にする
手足の冷え、腸の冷えなどの無い、コリや不調の無い元気なカラダ造り
2.気の流れを元気にする
不安、怒りなどマイナス要素となる思考を変えて、いつも、笑顔でいられるようにすること
3.良い血液をつくる
血液が体中に流れ、食べた物の栄養を全身に運び、全身の細胞をつくります。
また、利用し終わった血液、リンパ液などの老廃物を早く処理できるようなカラダ造り。

体は、常に、利用し終わった老廃物を肝臓、腎臓などに送り化学処理をして、食べた物の栄養素などカラダ造り、エネルギーに必要な物を素早く全身に送り出す、本来の健康なカラダ造りが必要です。
全身の血流、気の流れなどが順調であることが健康な赤ちゃんができる一番大切なことだと考えます。

色々な不妊の原因は、専門医がカバーしてくださいます。しかし、根本の健康な身体づくりは、あなたの責任です。
肉体と、精神が共に健康であることが大切だと考えます。

【不妊症の原因】

他にも不妊になる原因がありますので、一度、専門医にご相談されることをお勧めします。





高齢・卵子の老化

年齢を重ねるにつれて状態の良い卵子は少なくなり、老化した卵子が増えていきます。
老化した卵子を用いた治療では妊娠率が低下し、流産率は60%以上にもなるそうです。
このことは日本産科婦人科学会の統計からも明らかです。

卵子が老化していく主な要因は、閉経を迎える準備に入るため。
おおよそ35歳を目安にその準備は始まるといわれています。

卵巣機能が低下すれば、卵子の数や質は低下するため、「老化卵子」と呼ばれます。
「老化卵子の発生」はどうしても避けることができない、自然な現象なのです。

このような状況での治療では、出産に行き着くことがどうしても難しくなります。
そのため、老化卵子を用いた治療には限界があるので、早期に専門医に相談することをお勧めします。



肥満

肥満には婦人科疾患(月経異常・排卵障害、着床障害など)の原因となる危険性があります。
それは、血中コレステロールや糖分がホルモンに影響を与えるためです。
また、糖尿病と因果関係があるといわれている多嚢胞性卵巣症候群のきっかけになることもあります。



排卵障害

月経が定期的に起こらず不規則、もしくは全く起こらない。
原因は、無理なダイエットによる急激な体重減少、肥満、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)等が考えられます。

過多月経

月経量の過多の原因は、
子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープなど
血液異常、甲状腺機能亢進症など、
自律神経失調症などが考えられます。

過少月経

月経量の過少の原因は、
子宮内腔の癒着(アッシャーマン症候群)、子宮発育不全などが考えられます。

おりものの異常

①おりもののにおいが強い
②白色でベタベタする
③血液が混じるなど
原因としては、一時的なもので、
月経前後の不規則な生活、風邪などによる抗生剤の薬の服用などが原因
または、
炎症や子宮がんの初期症状等が考えられます。

月経困難症

月経痛がひどい、下腹部痛がひどく触れるとしこりを感じる
子宮筋腫、卵巣嚢種が考えられます。

不正性器出血

月経時以外に出血がある(月経14~18日後の少量出血は、排卵期出血といって異常ではない)
原因は、子宮筋腫、子宮陰部びらん、ポリープ、子宮体がん、子宮頸がん等が考えられます。

まず、専門医にご相談下さい。その後で、当院にご相談戴けると別な提案もできるかも知れません。



感染症

主な感染症はSTD(性感染症)であるクラミジアと淋病です。
女性の70%以上は自覚症状に乏しく、感染したことに気がつかないまま症状が進行してしまうことが多いです。
その結果、卵管閉塞や卵管周囲癒着を引き起こす恐れがあります。



抗精子抗体

女性の体内で「精子」に対する抗体ができてしまうことがあります。
そうなると、膣内に射精された精子は抗体にとって「外敵」だと認識されて、卵子に到達するまでに何かしらの攻撃(抗体の種類が「抗精子凝集抗体」か「抗精子不動化抗体」によって異なります)を受けてしまうため、受精できなくなります。

また、抗精子抗体は、男性側に認められる場合もあります。
本来精子と接触するはずのない「自分自身の血液」が、炎症などが原因で接触してしまうことにより抗体ができあがります。

不妊症患者のうち男女ともに3%程度に検出される不妊原因で、治療を受けない限り自然妊娠が不可能なため「絶対不妊」といわれています。



卵管閉塞

精子と卵子が受精する、いわば「生命が誕生する場所」。
その卵管が左右とも閉塞している場合は「両側卵管閉塞」といわれ、治療を受けない限り自然妊娠が不可能とされています。

そのため、両側卵管閉塞は「絶対不妊」といわれています。

感染症や子宮内膜症、虫垂炎、卵管水腫などが考えられますが、原因不明であることが多いと言われています。



卵管周囲癒着

卵管の周囲が癒着している症状。

卵巣から排卵された卵子は卵管へ自然に入るのではなく、「卵管采」という卵管先端にある部位が動いてキャッチすることで取り込まれます。
そのため、卵管が癒着していると卵管采は動くことができず、卵子が取り込めなくなります(ピックアップ障害といいます)。

卵管周囲癒着は、発見されにくい不妊症原因の一つです。

一般的に、不妊症と診断されなかったご夫婦の85%は1年の間に妊娠すると言われます。
逆に言えば、健全であるはずなのに妊娠できない方が15%いるということです。
この方々の約半数に疑われる不妊原因が、この卵管周囲癒着です。
なぜ卵管周囲癒着は発見されにくいかというと、卵管造影検査で良好な結果が出ると卵管の機能は問題ないと診断されることが多いためです。
卵管機能を十分に知るには、腹腔鏡検査で癒着の有無を調べる必要もあるそうです。

原因は、
子宮内膜症や子宮筋腫、腹膜炎、感染症などによる骨盤腹膜炎、もしくは過去に受けた開腹手術などが挙げられます。

特に開腹手術による癒着の発生率は70~80%と高確率のため、既往歴のある方は、専門医で腹腔鏡検査を受けられると良いようです。



子宮筋腫

子宮にできた良性の腫瘍です。

大きさや場所によって症状は異なり、月経異常・排卵障害(過多月経や月経困難症など)や膀胱炎、便秘、貧血などが認められます。
ただ、子宮筋腫が直接的な不妊原因となるケースはあまり多くありません。

不妊原因になる筋腫とは、サイズが非常に大きい(10cm以上)ため子宮を圧迫して子宮内腔を変形させたり、卵管の走行に異常をきたしたりする場合。

その他には、粘膜下筋腫(受精卵が着床する「粘膜」のすぐ下の筋腫)はたとえサイズが小さくても習慣流産の原因になることがあります。

専門医に相談されることをお勧めします。



子宮内膜症(卵巣嚢腫)

子宮内膜症は原因不明。

「子宮内膜」とは受精卵が着床するベッドのような場所のことですが、骨盤や腹膜表面、子宮の筋層内、卵巣など、他の場所にも生成されてしまうことを子宮内膜症といいます。

子宮内膜症には、
①完治しない
②再発しやすい
③症状が必ず進行する
と言う特徴があるそうです。

【卵巣嚢腫】
卵巣嚢腫には、卵巣内に古い血液が貯蓄して徐々に腫大していき下腹部痛などを引き起こす他、卵巣の正常な部分が失われるなどの症状が挙げられます(卵巣に貯蓄した血液の色から「チョコレート嚢胞」とも呼ばれます)。

子宮内膜は低温期が薄く、高温期が厚いという周期的変化がありますが、卵巣嚢腫にも同様の変化が現れます。

そして、子宮内膜ならば月経時に排出されますが、卵巣に生成された内膜は排出できないため貯蓄されてしまうのです。
さらに、卵巣嚢腫のサイズが7cm以上と大きくなった場合には短命細胞癌に癌化することが報告されていますので、摘出手術が優先されるそうです。